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修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

幸せも不幸も自分でしか創造できないモノかもしれない・・

幸せだという感情
不幸だと思う心・・・
これらは、自分で生み出すモノであり
自分以外の誰か何かが与えてくれるモノではないような気がする・・

従って、自分の幸せを誰かに求めたり
自分の不幸を誰か何かのせいにしていては
永遠に幸せになれない事になる。

旦那が○○だから・・
妻が○○だから・・
自分の結婚生活は最悪だ!
母親が○○だから・・
父親が○○だから・・
子供が○○だから・・
私は、不幸な生い立ちなのだ。
とても不幸な環境で過ごさなければならない。

などとそう思う人もいるでしょう。
自分の不幸をいくら他人に同情を求めても
その現実の受け止め方を変えない限り
自分が幸せになれる事はないのだと思います。


私の過去の体験を話すと
涙を流しならが同情してくれる人がたくさんいます。

しかしながら、私は今とても幸せなのです。w
ありがたい事に、過去の経験が糧となり
幸せになれたと思います。
過去の経験がなければ
今の自分はないのだとそう思っていますし
過去の経験に対して感謝もしています。
生まれてきて良かったです。

結局は、自分がどう感じるかだけなのでしょう。


かなり前ブログに記した事があるのですが
誰が聞いても不幸だと感じる生い立ちの女性の相談を受けた事があります。

その女性に直接相談をたのまれたわけではなく
その女性が勤める会社の社長さんに頼まれました。
社長さんは、その女性を不憫に思えて仕方なかったようです。

しかし本人は、何の事やら?という表情で私の前に座り
社長命令とは言え、何するの?って感じでした。
当時21歳の女性です。
別に自分は不幸だとも思っていないし
仕事はとても楽しいしようなのです。

私は本人から
色々自分に起きた普通でない出来事のお話をお伺いしました。

1、自分が中学生の時に父親が経営する工場が倒産し
父親は借金苦で自殺した。

2、母親は、父の自殺後すぐに行方不明になり
高校生の兄と二人になってしまった。

3、親戚は、父親の資産を処分しただけで
誰一人として、生活の面倒をみてはくれなかった。
両親と住む家を同時に失ってしまった。

4、何も解らないまま、親戚の言われるとおりに
兄妹で父親の借金を背負う事になってしまった。

5、兄は、高校を中退し就職し妹を養い借金の返済に追われた。

6、高校中退して借金を払いながら妹を養う事は安易ではなく
兄は犯罪に手を染めてしまい、刑務所に入ってしまった。

7、残された妹(本人)が借金を返すために高校を中退し就職した。
昼はパチンコ店、夜は居酒屋と昼夜働いた。

8、そうこうする内に行方不明だった母親から連絡があり
病気で仕事ができなくなったから仕送りして欲しいと言われ
毎月5万円だけ仕送りする事になった。

9、19歳の若さで、父、兄の尻ぬぐいをし
母親の治療費を面倒みながら生活する事になった。


私がお会いした時は、21歳で何処にでもいる普通の女の子に見えました。
色々な話をしましたが、毎日仕事だから、遊びに出かけた事も
旅行に行った事もないと言っていました。

本人は、同級生と同じように普通の女の子がする生活は出来ないけど
毎日が充実していると言っていました。
毎日、一日中働いて休みはないけど、みんなイイ人ばかりで
仕事はとても楽しいそうです。


親が作った借金を返済するのも、母親に仕送りするのも
兄が犯した罪を償うのも、家族がした事だから自分が返すのは当たり前の事だし
ずっとこんな生活なので、自分が不幸だと思った事は一度もなく
逆に、こんな私を雇って働かせてくれる会社ある事がありがたいそうです。
『辛くはないの?』と、聞いてみると
みなさんが、解らないこと事を教えてくれたり
出来ない事を助けてくれるので
恩返しをしたいんだけど、何も出来ない事がとても辛いそうです。
と、普通に話してくれました。
21歳の若さで、普通に衣食住出来る事に心から感謝していました。


『その状態で母親に仕送りするなんて凄いね!』と言うと
『私にとってたった一人の母なんです。本当は近くにいてあげたいんですけど
学歴もない私を雇ってくれる所もないですし、とても心配なんです。』と・・
自分と兄を捨てて逃げた母親をとても心配していました。


そんな話をお伺いし、私は20歳の頃の自分と当てはめ比べて
深く深く反省した事を記憶しています。


もう15年以上前のお話なのですが
本人は風の便りで、結婚して子供がいると聞いています。

もともと幸せを知っていた方だったので
良かったと思うわけでもなく
今でも頑張ってるんだろうなぁ~
なんて、そう思いました。



この話をすると
『そんな風に思えるなんて羨ましい~』
と、言う人もいらっしゃいます。

何をどう受け止めるか?も自分次第なわけで
そんな風に思える人を羨ましいと思い
同じように思えない自分を不幸だと思うか?

それとも、今の自分は恵まれていると思い
今の自分の環境に深く感謝するか?

自分には恵まれた環境がある事を認識し
幸せな自分を実感するか?

私のように、過去の自分と比べて
深く反省し、さらに精進しようとするか?


このように同じ話を聞いても
自分は幸せだと思う人と
自分は不幸だと思う人がいるわけです。


なんでも無理やりポジティブに考えても
本心が不幸だと思っていれば、そのギャッブで
心身が崩壊してしまうように思うので
この話を聞いて、もし羨ましいと思ってしまったなら
自分は進んで『不幸』選択している事に
とりあえず気づいておくといいでしょうね。

物事のとらえ方、考え方など
思い一つで簡単に変わるなんて事をおっしゃる方も
いらっしゃいますが
私は、血に刻まれた経験値が生み出す思考や心を
変える事は、簡単ではないと、そう思っているんです。

何度言っても聞かない人いっぱいいるでしょ?
解っていても出来ない事いっぱいあるでしょ?

やはり、そうそう簡単に人の思考や心は
変わるものじゃないんです。
そこには努力が必要でしょう~ね。

ただし、幸せも不幸も自分が創り出している事だけは
知っておいた方がいいように思っています。


ではでは~
皆さま良いお年をお迎えください。