修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

誰も教えてくれなかった・・・商売がうまく行かない理由

商売がうまく行かず
ほとほと困り果ててしまう・・
債務超過で首が回らない・・
と、そんな相談を受ける事が
ちょくちょくあります。

私自身も他人ごとではないのですが
私の場合は負債額が大きすぎて
(私にとっては)少額の負債で困っている人の
相談相手に変わって欲しい・・
と、そんな事を思ったりもします。^^;)


負債を抱えて色々と大切な事を学ばせて頂いたのですが
負債金額を考えると、ここまでにならないと
気付く事ができなかった自分が情けなくなります。-_-;)


気付くべき事は、とても簡単な事だったのですが
その簡単な事に、全く気づけなかった・・・
何故気づけなかったのか?と自問すれば
社会のルールに囚われていたから・・・
なのかな?w
銀行に認められる会社が良い会社・・
しっかりと税金を納める会社が良い会社・・
と、そう思っていたからです。

ビジネスとは何ぞや?と考えると
ビジネス=お金儲け
働く事=生活に必要なお金を稼ぐ事

情けないかな・・そう思って疑わなかったのです。^^;)



私たちの社会には、生活に必要な
インフラを整えている企業が多々あり
また、社会を豊かにする為の企業がたくさんあります。
この社会の循環の一部となるのがビジネスであり
すなわちビジネスとは社会貢献なわけです。
社会に貢献していない企業が淘汰されてゆき
社会に貢献している企業が発展して行く
ただ単にそれだけの事なのですが
こんな簡単な事が解らなかった為
私は多額の負債を抱えてしまったのです。

私の視野が狭すぎて、気付く事ができなかった・・
自分本位な考え方が、盲目状態に陥れてしまった・・





で、その経験を活かし
負債を抱えて困っている会社に協力してみると
その考え方が間違っていないと体感させてくれました。

実際に、苦しんでいた会社が立ち直る様を見ていると
やはり、この世の仕組みを踏まえた経営というモノは
大切だな~なんて思ったりもしています。

会社を経営できる社会に感謝し
共に働いているスタッフに感謝し
お客様に感謝する・・・

これが出来れば経営難に陥る事などないのですが
感謝しているつもりになって
感謝していない事に気づけない・・・

まぁ~これも人の性ってやつなんでしょうね。

本当に感謝していれば
社会に尽したくなるでしょうし
スタッフに尽くしたくなり
お客様にも尽くしたくなる・・・

そう思えないと言う事は
感謝していない証なわけです。



今思えば経営がままならなくなるのは
社会の循環から搾取し続けるからでしょう。
儲ける為に起業して、なんとか経営が保てるのは
10年くらいではないでしょうか?
10年で瞬く間に成長する企業もありますが
その成長が搾取であれば、最終的に淘汰の対象になる・・・
10年の間に、学ぶべき事が学べなければ
経営難に陥ってしまう・・・


自分のやりたい事をやって成功する人と
そうでない人の違いは
そのやりたい事が社会に貢献しているか?否か?
のような気がしています。

従って起業する時は自分のやりたい事が
社会貢献と一致する必要があるわけです。

私のように普段から利己的に生きてきた人間には
そんな発想は全く生まれませでした。^^;)

なので、ビジネスで大切なのは
社会に貢献したいと思えるか?否か?
という事になります。


私が企業や商店に協力する時も
これが必須条件となります。

だってこの思いがなければ
窮地を脱する事ができませんし
この思いがないが故に経営難に陥っているわけですからね~


とは言え、その思いがあったとしても
不徳の量が多ければなんともなりませんが・・・^^;)

私の場合、法的には何ら問題ないのですが
社会悪と言われている業界で荒稼ぎしてしまった結果
業務内容という不徳+私の不徳という重圧で
多額の負債を抱える事になってしまったとそう思っています。

現在は社会に貢献しようと頑張るようになって
なんとか首の皮一枚繋がっています。^^;)

とは言え、少しでも社会に貢献できている事が実感できると
ガッツリ稼いでいる頃より、今の方が仕事が楽しく感じるんです。
不思議なものですね~


で・・
窮地に追い込まれた会社を立て直す方法
ですが、あくまでも私が体験した事です。


①社会のルールと自然のルールの違いを理解する

私たちの社会は自然界にあるので
自然界のルールが優先されていると言う事です。
自然界は、常に私たちの心の成長を促しているので
経営が悪化すると言う事は、心の成長が止まっていると言う事です。
大自然が苦悩の中で大切なモノを教えようとしてくれているので
自己を振り返り改善する事が急務と言う事なのです。
感謝する事、尽くす事、などが足らず
不平不満や否定批判が多ければどうしても経営が悪化してしまいます。



②自己の快楽を求めてた経営をしない

経営者が利己的な理由で会社を経営すれば
そこで働くスタッフも利己的な発想になり
会社の事より自分を優先するスタッフが集まるでしょう。
当然、うまく経営など出来ないわけです。
従って、何の為に会社を経営しているのか?
再度、自分に問いただしてみる必要があります。
なぜ?自分は会社を経営したのか?
その理由に誰かの為、何かの為という想いがなければ
一時的な利益しか得られないはずです。
会社の理念がとても重要となり
確実に理念通りに経営しなければならない。
理念を掲げるだけで、実態がなければ
どうしても、経営がままならなくなる・・・・
これが、自然界のルールだと思います。


③社会に貢献し得た利益は必ず社会に還元する

自然界には与えた分しか手に入らないと言う法則があるので
常に社会に貢献する企業でなくてはなりません。
また、得た利益は、社会に還元し続けなければ停滞してしまいます。
負債が多いと還元できないと思ってしまうでしょうが
自分の労力であればいくらでも還元できるでしょう。
1円の利益にもならない事でも、社会の為、お客様の為になる事を
沢山すればいいわけです。
『お金は後からついてくる』といいますが
初めからお金を求めていても得る事は出来ないのが
大自然の法則なのでしょう。


④スタッフの将来を見据えた経営をする

優秀なスタッフを求めているだけで
人材教育に力を入れる事を怠っていると
経営は長続きしないでしょう。
人材教育にまわす時間があれば
売上を作りた思ってしまうでしょうが
人の成長と企業の成長は比例しているので
人材教育無くして利益は確保できないわけです。
また、スタッフの教育に関わると
経営者自身が成長できます。
人の心の成長こそが大自然が求めている事なので
心の成長無がなければ、苦悩と直面するわけです。
往々にして経営者が求める優秀な人材は
自分で起業できる器を持っていますし
スタッフから尊敬される人間でなくては
だれもついてきませんしね~



と・・・
大体こんな所を改善すれば
経営難から脱する事が出来ます。
改善できればですが・・・^^;)

大変な所は、これが出来たからと言って
経営状態が改善するとは思えない所ですかね?
大体、人間は煩悩まみれなので
損得勘定で会社を経営している人が多く
稼ぐ事が良い事だと思っているので
1円にもならない事などなかなかできないのです。

早く負債を減らしたいと焦っている時に
社会貢献??
まずは、自分の生活だ!と
そう思ってしまうでしょうし
それが、私たちの社会での常識でしょう。

しかし、私たちの常識は
常に自分たちに都合の良い意識だと言う事を
忘れてはならないような気がするんです。


今までの人生で、与える喜びを体感した事がなければ
綺麗ごとだとか、偽善だとそう思ってしまうのは
仕方のない事でしょう。

そして、誰かの為、何かの為・・
などという想いは、簡単に抱く事が出来ないので
自分がそんな気持ちになれない=そんな事を言う人は偽善者
と、簡単にそう思ってしまうわけです。

なので、まずは体感する事が大切なわけです。
お客様に喜んで頂く事からコツコツと初めてみると良いでしょう。
お客様に感謝されれば、それだけで嬉しいですし
感謝してもらえる事に感謝するようになり
その内、感謝する為に、周りに尽くすようになる。

これが出来れば、会社もなんとか回るようになり
私生活も、楽しく過ごす事が出来るようになるはずです。


私たちは生活をする為に働くのですが
実際に働くという行為は、社会に貢献すると言う事だと思います。
社会が維持できなければ、いくら働いても生活できませんしね。

また、世の中は私たちの心を成長させようと
出来事を起こしているので
自分自身の心を磨く事を怠っていると
色々な苦悩と直面する事になる・・・
その出来事に社会のルールなど全く関係ありませんし
社会のルールや善悪に囚われてしまうと
どんどんと悪化してしまうので
経営難に陥る=自己の心の成長の為
と、そう理解することが大切でしょう。

せっかくしんどい思いをしているのなら
心を成長させる糧にしなくちゃもったいないですしね。^^)