修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

夫婦関係が上手く行かないのは、男と女の違いを知らないから・・

人間であれば、誰しも
利己的な思考をもって生まれてきており
自分勝手なエゴ満載な思考が
常時発動しているものです。w

従って、自分と他人の価値観がぶつかり合う事は
当たり前であり、人と人とが争うのも当然の事でしょう。

要するに、自分勝手な人ばかりで
埋め尽くされているのが
我々が過ごす社会であり
それが、正常な状態と言えます。

ただ、そんな社会でありながらも
皆が皆、少しでも多くの人を
過ごしやすくするために努力している・・


自分の正義を振りかざし
それがエゴだと気づけないと
過ごしにくい社会だと感じてしまうのです。






問題は、どう努力するべきか?と
言う事になるのですが
私に言わせれば
人は皆、自分勝手な生き物なのだ!
自分の価値観を他人に押し付けまくるのが人間だ!
という事実を受け入れる・・w

そして、与える喜びを体験する
必要があると、そう思っています。

与える喜びを経験すると
他人の価値観を気にするようになり
自分と他人の違いについて
深く理解する事が出来るようになります。
相手の価値観を知る事ができなければ
与える事など出来ませんしね~


たったそれだけの事を知るだけで
私たちは、とても楽しい世界で生きている事に
気付けるとそう思っております。


例えば、目の前にとてもムカつく事を
平気でする人がいるとします。

自分が不快に感じるという事は
自分の欲望が阻害されている時なので
自分自身が、何かを求めている事になります。
また、自分とその相手の価値観が違う状態でしょう。

その相手に何かを求めているから
不快になるだけであり
その相手に何も求めていなければ不快になりません。

要するに、常に自分以外の人たちの為に
何かできないか?と常に考えていれば
相手に何かを求める事をしないので
不快になる事もない。
自分を不快にする相手でさえ
その人の為に何かできないか?と
思考が働くのです。


仮にムカついたとしても
与える喜びを知っていれば
その怒りの感情は、一瞬で終息するでしょう。


他人の事などお構いなしで
自分の価値観を押し付けてくる相手は
往々にして、不快に感じるモノなのですが
でも、与える喜びを求めていると
その人が、なぜ?
そんな事をするのか?言うのか?
何を求めているのか?
どうすれば、この人は周りともっと上手く
やっていけるようになるのか?
その為に、自分は何が出来るのか?
と、色々と考えるようになります。

これらを考えている時点で
不快な感情はなくなっているんですよね~


この話をすると
殆どの人が、そんな考え方なんてできない!
と、言われるんですが
恐らく、それは与える喜びの体験がない
もしくは少ないからだと思っています。

私の場合は、相談ボランティアをしているので
辛く苦しい思いをしている人を何人も見てきています。
自分の価値観でしか物事を判断できない人ばかりです。

苦悩は、自分自身の心に問題があるから起きますしね。
人間なんてそんなものなので
それがいけない事だとは思いませんが
辛く苦しい現実を突きつけられる法則には逆らえない。

また、そんな人たちが苦悩から脱却し
別人のように変わっていく姿もたくさん見ています。

なので、人が不快に感じる事を
平気でする人たちでも
いくらでも変わる事が出来るのを知っているので
そんな事をする原因を
ついつい探してしまうのです。

そして、自分に出来る事はないか?と
そう思ってしまうわけです。







そんな体験を繰り返していると
普段の生活の中で人と人とのすれ違いが
気になるようになります。
まだ、男と女の本質の違いがよく解るようになります。
実際に男女間、夫婦間の問題について
相談を受けたりする事もよくあります。

昔と違い、現代社会では
離婚する人が多いのですが
男と女の価値観の相違なんてよく言いますよね。

私に言わせれば、価値観の相違というより
そもそも男と女の本能が全く違うからだと
そう思っています。

初めから相容れない本能を持った上で
男と女は惹き合うように創られているんです。

これも利他的な心を育む為に
必要な仕組みなんでしょうね。








まず、男性は狩猟の本能を持ち
女性は、家庭を守る本能を持っています。

これは、安易に想像できる事ですが
実はこれが、かなり厄介なんですよね~



男性は、家族の生活を守るために
外で稼いで来なければならない!と
本能でそう思っています。

なので、
外で、周りに気を使いまくって
必死に働くのも家族を守る為であり
家庭は自分をさせて欲しいし
癒しの場であって欲しいのです。

また家庭の事は、妻に任せるものだと
そう思っており
あまり口出しすべきでないと
無意識にそう思ってしまいます。


逆に、女性は家庭を守る事は
自分の仕事だとそう思っており
少しでも、家庭を良くしようと考えます。
家族の生活を大切にしているのです。

また、家庭というその場を守るという行為は
与えられた環境の中で、試行錯誤する必要があるため
身近な人たちに、毎日気を使い
人と人との横の繋がりを大切にしています。

毎日、同じ場所であくせく働いているので
夫が休みの時くらいは、家事を手伝って欲しいと
そう思ってしまうのです。


しかし、夫は、休みの時くらいは
のんびりしたいとそう思っており
尚且つ、家庭は妻の領域で
口出すべきではないと思っています。
逆に、妻は休みの時くらい夫に
家事を手伝って欲しいと思っているので
すれ違いが生じます。

夫は
毎日毎日、家族の為に必死に働いているのに
休みの度に、家族サービスをさせられると
気の休まる時がないのです。

妻は
毎日毎日、家族の為に働きまくって
夫の休みに、夫の為に働いていれば
普段より仕事量が増えるだけになり
いつまでも気の休まる時がないのです。


なので、夫婦生活を長年すれば
お互いにストレスが溜まり続けて行くわけです。w





また、女性は家庭という場所を守る本能が在るため
無意識に周りとの人間関係を重視しています。
人間関係が壊れると、その場所に居づらくなるからです。
男性より、他人の目が気にするのが女性という生き物です。

なので、自分の気持ちをハッキリ言葉にする人が
少ないのも女性の特性でしょう。

しかし、男性は他人の目を気にしていると
獲物を捕らえられなくなるので
女性より我が強い特性があります。
他人の目を気にして、自分の気持ちを抑える事が
なかなか出来ないのです。
他人を優先していれば、家族に獲物を持ち帰る事が
出来なくなるからです。

従って、男性は女性のハッキリ言いたい事を
言わないという気持ちが理解できません。
なので、女性が我慢している事を
察する事がなかなかできないのです。
そして、女性は周りに気を使えない
男性に対してストレスを感じます。







男性は、外に獲物を捕らえに行く本能があるので
失敗する事を恐れません。
何でもチャレンジする事を良しとします。

女性の場合、家庭と言うその場所を守る本能があるので
失敗を嫌う性質があります。
どちらかと言えば、失敗を恐れる人が多いでしょう。
周りの人に迷惑をかけたくないという思いが強い為です。

なので、妻は夫の無謀さにストレスを感じてしまいます。






女性は、家庭と言う移動できない場所を
守る本能が在る影響で自分の価値を高めようとします。
少しでも良い暮らしをさせる事が本能として備わっているので
その場での価値を高めようとするからです。
従って、自分自身に投資しようとする傾向があります。
美容にお金をかけるのも、女性の本能がそうさせており
例え、戦争がおきても、綺麗でいたいと思うのが女性でしょう。

男性は、狩りという本能が在るため得るモノに対して投資します。
稼ぐ為に投資はしますが、自分の価値を高める為に投資はしません。
なので、目的もなく資格を取得する事はしませんが
女性は、自分の価値を高める為に資格を所得します。

女性がワークショップに参加したり
習い事をしたりする意味が
男性にはよく解らないのです。

よく女性と名刺交換すると、仕事と無関係な
取得した資格が沢山載っている人が多いのですが
男性が、そう言った名刺を配る事はありません。

人の価値は、その人が取得している資格ではなく
その人の業績という結果で判断するのが男性だからです。

なので、自分を高めようとせず
のらりくらりと過ごす夫に妻はストレスを感じます。
しかし、男性は結果が全てなので
自分が無駄だと思う行動をしたくないのです。





女性同士「キャ~素敵!」「それ可愛い!」と言う感じで
褒め合っている姿をよく見かけますが
これは、女性が人間関係を重視している為
無意識にお互いを認め合っている行為になります。
横の繋がりを大切にしているからです。

男性は縦社会で生きているので
全く理解できない事なのですが
女性は男性より「自分を解って欲しい」という
気持ちが強い生き物なので
その感性が行動として現れているという事です。
自分を解って欲しいと思っているので
相手を解ってあげないといけない・・と
無意識にそうおもってしまうのです。

なので、夫からのちょっとした気遣いが
妻は嬉しいモノなのですが
残念ながら毎日毎日、仕事で気遣いしまくっている
夫には、かなりハードルが高い行為と言えます。

横の繋がりが苦手な男性は
仕事で気遣う毎日にストレスを感じているので
家庭では、出来る限り気遣いをしたくないし
妻は、自分に気遣って欲しいと思っているからです。

夫が妻に気遣いできるようになる為には
何年も一緒に暮らして
やっと出来る事だと思った方が無難でしょう。w






女性は、複数の事を同時に思考できますが
男性は、一つの事しか思考で整理できません。
なので、「~~ながら」が出来ないのです。
TVを見ながら話しかけられても
なま返事をしてしまいます。
ようするに聞いていないのです。w
耳で聞いていても記憶に残っていない為
後で、言った言わない、聞いていない!で
口論になります。

妻「〇〇って言ったよね!」
夫「いや聞いてないし!」
・・本当に聞いていないのです。
でも、返事はしたかもしれません。w


また、女性は感覚で話をするので
会話の主語がなかったりします。
女性同士は、感覚で会話をしているので通じますが
男性は、ロジックで物事を考えるので
主語がないだけで、何の話なのか解りません。

妻「この間のアレ美味しかったよね」
夫「いつの事?何の事?」
と、思ってしまいます。

「この間」が、いつなのか?
「アレ」が、何の事なのか?
ハッキリ言って貰わないと解らないのが男性です。

たかだかこんな会話でストレスを感じるのが男性であり
ストレスを回避するために、とりあえず返事をしておきます。
ようするに得るものがない会話に対して
労力を使うのが面倒なのです。

女性は、自分を解って欲し、自分に注目して欲しいと
そう思うの特性があるので
男性からすればどうでもいい話をよくします。
女性同士なら話が弾むのですが
男性にとって、目的のない会話は苦痛なのです。

なので、妻の話も多少の事は聞いていなくても
大丈夫だとそう思ってしまい。
とりあえず返事をしてその場をしのぎます。

そして、妻は会話が通じない夫にストレスを感じます。
また、ちゃんと聞いていないのに返事をする夫にブチ切れます。w







男性は、常に前進しようとする本能があるため
過去の出来事は、いつまでも憶えていません。
過去の出来事は、「終わった事」としなければ前に進めないからです。
狩りをするのに、いちいち過去の狩りを気にしていては
次の狩りができないからです。

女性は、その場を守る本能が在るため
その場の出来事をいつまでも記憶しています。
常に、その場を改善しようとするからです。
また、男性より感受性が強い為、感情での言動が多く
出来事を感覚で記憶しています。
なので、血肉に刻まれた嫌な出来事はいつまでも記憶しているのです。
ムカついた夫の言動は、いつまでも憶えているという事です。w


夫が妻に
「この前もそうだった!」「この時も!」「あの時も!」・・・
と、責め立てるのは、ストレスを感覚で記憶している為です。
男性からすれば、「いつの話をしているんだ?終わった事だろ?」
と、そう思っていまいます。

なので男性より女性の方がストレスと溜めやすい体質とも言えます。
言い換えれば、負の感情を溜めやすいので
定期的にストレスを発散させてあげた方が、夫婦は円満になります。

また、傷ついた心をいつまでも記憶してしまうので
一度、拗れた男女関係が、修復される事は、まずありません。
自分が傷つけられた出来事は、死ぬまで記憶しているので
「終わった事」とする事ができないのです。
思考では、終わった事としていても、血肉の記憶から
引き出してしまうからです。

終わった事、済んだ事を何度もほじくり返すのが
女性の特性と言えます。




男性の狩りをする本能は
外に対して、奪い取る特性となるため
金欲や名誉欲に囚われやすい性質があります。
「どうだ!俺って凄いだろう!」
と、そう思われたいのです。
俺様感覚の男性が多いのは、そんな特性を持っているからです。

男性がキャバクラに通うのは
俺様欲望を満たしてくれるからです。
キャバ嬢がチヤホヤしてくれる事が嬉しいのです。

家庭は、妻のテリトリーであり
夫は口出しできない場であり
当然、俺様欲望など満たせませんからね~w

分不相応な高級車に乗り回す男性が多いのも
俺様欲望が強い為です。
自分の中身に価値を見出せない男性は
外見に価値を見出そうとするわけです。w


女性の場合は、横の繋がりと大切にするので
目立つ事は避けようとする人の方が多いでしょう。
横の繋がりを無視して目立つ事をする女性は
往々にして嫌われたり虐められたりします。






男性っぽい女性や
女性っぽい男性もいるので
全てが当てはまるわけはありませんが
男女の本質として、こんな一面があるという事です。


男女の違いは、まだまだ沢山あるのですが
これらの違いを理解してゆくと
初めから夫婦はすれ違うように
創られている事が理解できます。w



恐らく夫婦生活というモノは
他人の価値観を受け入れる練習の場なんだと
私は、そう思っています。

仲良し夫婦は
どちらかが相手の価値観を全て
受け入れた時にしか成り立たないでしょう。


別に離婚する事はいけない事だとは思いませんし
「見直し聞き直し」するのが人生なので
何度もやり直せばいいと思っています。

特に女性は、夫に一度傷つけられた心を
忘れる事は出来ないので
離婚して新たな生活を求めた方が
良い場合もあるでしょう。

男性が未練タラタラになるのは
過去の嫌な出来事は
きれいさっぱり忘れてしまうからです。w


ただ、相手の価値観を認めて
受け入れる事が出来るまで永遠に
人と人とは争うんだろうなぁ~なんて思っています。
男女の関係もしかりです。


自分と違う
他人の価値観を受け入れてしまった方が
人生を楽しめるし
幸せな日々を過ごす事が出来る。

逆を言えば
他人の価値観を受け入れる事が出来ない限り
幸せになるなんて事はありえないんでしょう~


逆を言えば、ちょっとした大自然の仕組みに
気付くだけで幸せになれるという事です。