我々の社会は、人々の「理想」に向かって
営まれている。
私には、その「理想」が
人間の本質を無視しているように感じています。
まぁ～理想だけに・・ｗ
その為に、我々は様々な所で論争が起き
社会がおかしな方向に進んで行くように感じているのです。
ただ、それはいけない事ではなく
そんな経験の中で、人の心は成長して行くのでしょう。
私自身も、己の傲慢という正義の中で過ごし
様々な葛藤に苛まれ
その結果、心が病み
少しずつ学んできたように思います。
竹中平蔵氏の「菌」発言への批判も
なかなか面白い。
菌とウイルスの言葉の違いを
批判している人が多いのですが
その人たちのほとんどが
「世論は間違っている」発言に
ムカついているという感情の
エネルギーを放っているのです。
もうこの時点で論点がズレズレなんで
かなり不毛な行為に思えるのですが
まぁ～往々にして感情に任せた言動を
繰り返すのが人の性なので
仕方のない事なんでしょう。ｗ
人間のこう言った
醜い心をしっかり認めて受け入れる
癖をつけると時間を有効に
使えるようになるんですよね～
だって、本心は別の所ににあるのに
本心とは別の所で
自分を正当化しようと必死に
自分の正当性を主張する。
冷静になって考えると
ムカつくから言い負かしたいだけなんですよね～ｗ
こんな論争が至る所で起きており
主題からズレた所で議論をする。
そもそも、問題提起自体が
ズレズレだったりする。
様々な評論家の評論も
心と論点がズレズレだったりするので面白い。
初めから評論になっていないのです。ｗ
私自身を振り返っても
やはり、同じような事をしていたりするんです。
なるべく注意するようにはしていますが
自分の感情の動きを見ていても
同じような事をしてしまう事があります。
即ち、自分の感情の動きを
無視している人たちは
この不毛なやりとりを
しまくっているんですよね～ｗ
特に苦悩に苛まれ
夜も眠れないような人の多くが
その状態に陥っている。
苦悩の原因からズレズレの所ばかりに注目し
我欲を満たす為の言い訳を
探し続けてしまうのです。
当然、苦悩から解放されるはずもなく
どんどんと悪化していくのですが
本人には、その原因が全く解らなくなってしまうのです。
血肉への経験値の蓄積は
なんとも厄介だなぁ～なんてよく思います。
ただ私は、これこそが「世論」だと
そう思っているので
快楽を満たす事が正解とするのであれば
竹中氏の「世論はしょっちゅう間違ってる」発言に
賛同しちゃいます。ｗ
己の心の成長を正解とするのであれば
世論は常に正しく機能しているんでしょうけどね。
だって、人間の本質上
世論の通りに社会を動かして
快楽が満たされる道理がないですからね。
マスコミの報道操作で
竹中平蔵氏が嫌いな人が多いので
毎回かつ減に対して批判炎上するんでしょうが
竹中氏が再び大臣にでもなったりすると
どんどん既得権益が壊されるし
マジで困る人が増えるでしょうね。
私自身、小泉内閣の時に
政策の方向転換に巻き込まれ
２億超えの借金を背負いましたが
別に恨んでもいません。
私自身は法の下で
何一つ違法な事はせず
普通に仕事をしていたので
私自身を正当化し批判する事は
いくらでも出来ますが・・
でも、当時の私は日本の未来を考えながら
仕事をしていなかったんですよね～
当時を思い出すと
ここまでの負債を抱えるほど
不徳を積んでしまったのか！
と、愕然としたものです。
なので、かなり高額な
授業料だと思っていますが
今では、その経験が糧になっています。
でも、まだ借金が残っているので
追い打ち負債は勘弁して欲しい所です。ｗ
未だに竹中憎し！の人は
沢山いるでしょうね～
小泉改革も反対派の工作で
中途半端に終わってしまったように感じてますしね。
日本経済の低迷は竹中平蔵のせいだ！
なんて本やサイトがいっぱいありますが
人のエネルギーが現実を創るので
なんでも政治家のせいにする
国民の意識の方が問題なんですけどね。
竹中氏はエネルギー的に
我欲の少ない人に感じるので
私は面白い人だと思っています。
だって、批判炎上する事を承知の上で
「世論が間違っている！」なんて
平気で公言する事など
なかなかできませんからね～
既得権益で金儲けしている人
扱いされていますが
そんな人が
自覚した上での炎上発言なんてしますかね？
まぁ～私が勝手にそう思っているだけですが・・
またしても話がズレましたね。
で、以前から
人は自分に都合の悪い事を
見ないふりして過ごしていると言ってきましたが
その経験値は血肉に刻まれているので
それらは常に自分の無意識の中に潜んでいます。
すなわち、なかなか自分では気づけない。
例えばＳＮＳ上で、見た目が不潔っぽくてブサイクな人を
口撃しても、あまり批判されないのですが
イケメンや美女を口撃すると
たちまち批判されるでしょう。ｗ
これは、自分が好意を抱いている人に対して
批判している相手に不快感を抱いているのです。
ようするに自分が好意を抱いている人に
口撃するなんてけしからん！という事です。
ですが、ＳＮＳ上では
誰一人としてそんな事は言わずに
自分の正義を振りかざす。
「けしからん！」エネルギー満載で。ｗ
言動の動機が「けしからん！」なのに
全く別の所で論争炎上しているわけです。
私は、感覚上それがよく解るので
「私が好きな人を口撃するな！気分が悪い！」
って、言えばいいのに・・って、つい思ってしまいます。
だって、言動の動機が現実を創り出すので
どれだけ自分を正当化しようが
いずれ自分に降りかかりますからね。
昔の私は、それを口に出して
よく相手の気分を害したものです。ｗ
「”私が好きな人を口撃するな！気分が悪い！”と言えばいいのに」
なんて言えば
「今は、そんな話をしているんじゃない！」
とか言って、だいたい怒りだします。
で、「だってそう思ってるでしょ？」
と言えば
「良かれと思ってしている事に対して
なんで、そんな事を言われないといけないんだ！怒！」
と言った感じで、ブチギレる人ばかりでしたね。ｗ
私は、せっかちなので
不毛なやり取りを避けたかっただけなんですが
もう心も大人になり、流せるようになりました。ｗ
周りを見渡せば、当たり前のように
そこらじゅうで、そんなやり取りがされています。
SNSの誹謗中傷の殆どがそれに当てはまるのに
怒りを込めて反論するなんて、バカバカしいと思いません？
だって、思いとズレた所で論争しているんですよ？
言動の動機を無視して、言葉だけのやり取りがされる。
誰が言い出したのか流行りの「論破」した所で
自分の自尊心が満たされるだけで
何の解決にもなっていない。
思いとズレた論争なので、論破できるだけですしｗ
それを「どうだ！俺って凄いだろ！」って
自慢している姿は、私ならちょっと恥ずかしいですね。
国会の答弁でさえそんなやり取りが沢山みられるので
国の運営でさえ、そうやって成り立っているんでしょう。
そりゃ～色々問題がおきまくりますよね。
昔、ネットが普及し始めた頃に
インタネットがエコチャンバー現象に陥る危険性を訴える
本を読んだ事があるんですが
かなり昔でタイトルを忘れてしまいましたが
まさしく、その通りの時代になったなぁ～
なんて、感じています。
その本には情報の共有が生み出す弊害について
書かれていました。
「便利」の代償ってやつなんでしょうが
その「便利」が強烈に社会を壊している現象は
なかなか興味深いです。
インターネットはそれだけ
人々の快楽を満たしたんでしょうね。
人間誰しも、自己顕示欲や自己承認欲求が
備わっているので
どうしても、至らない自分を拒否ってしまうのです。
そして、自分を常に正当化する。
自分を正当化する為には対になる「悪」が必要で
自分が悪認定した同意見の人が集まると
それが真実だと勘違いしてしまう。
YouTubeで「K国」と検索すると
出るわ出るわのK国批判動画！ｗ
「K国」で検索しているのにです。
内容はＫ国ざまぁ～！動画ですね。
最後まで見る気持ちにもなれませんし
驚きを通り越して
ちょっと引くくらいあるんですよね～
多分、二本くらい動画を見ると
Googleに、K国批判に興味があると認識され
ネットを開けば毎日新着K国批判記事ばかりが
目に付くように検索されるでしょう。
これって、一種の洗脳ですよね？
我欲まみれの人々が
己の我欲を正当化する集団になり
社会を壊し始めているんです。
恐るべし！煩悩！
と、思ってしまうのですが
なかなか自分では気づけないんですよね～
そんな醜い心を持っているのが
人間の本来の姿でしょう。
世の中で言う、”できた人間”なんて人は存在しないのです。
だって、私たちは、そうやって創られて生まれてくるので
正確に言えば、存在できないのです。
私は、それが人間の本質だという事を
常に頭の中に置き、過ごした方が
毎日が過ごし易くなると、そう思っています。
我々の社会の「正しい事」は、往々にして
人間の本質からズレている事が多いのです。
その結果、ムカつく事が増え続け
辛く苦しい出来事が増え続ける。
なぜならば、人の正当性の主張は
全く違う我欲が生み出す感情の下での
言動だったりするからです。
本心と違った所で
言い合いしているんですからね～
何の解決にもならないでしょう。
実際に苦悩に苛まれ
私の所に相談に来る多くの方が
自分の苦悩を自分以外の所にする回答を求めている。
「自分は間違っていないのに
どうしてこんなに嫌な事が起きるのか？」
私自身も同じだったので、そう思ってしまう気持ちは
とてもよく理解できます。
でも、その価値観は、自己顕示欲や
自己認証欲求にまみれた我欲思考によるもので
自分に都合よく自分自身がそう決めて
そう思っているだけに過ぎなかったのです。
私が、サイトやブログで
「感謝」する事を提唱しているのですが
「いつも感謝しているし、周りの人い尽くしているのに
嫌な出来事ばかり起きるのはどうしてでしょう？」
という質問を頂く事も多くあります。
実際に、具体的にどう尽くしているのですか？
とお伺いすると
「何かして頂いたら、お礼はちゃんとするし
お世話になった人には、お中元やお歳暮お礼状だって送っています。」
と・・・
これは、間違いなく感謝しているのですが
してもらった分お返ししているだけです。
すなわち、何かをして貰わないと
感謝できない状態で、日々の生活に感謝しているわけではないのです。
なかなか難しい事なのですが
「感謝」していれば、「お礼」をしたくなるのが人間で
日々の生活に「感謝」していれば
社会に貢献したくなるものです。
水道だって、電気だって、道路だって
インターネットだって
それが社会にある事で便利に暮らせるのだから
それが「ありがたい事」と思っていれば
普通に「感謝」する事が出来ます。
そして、「感謝」していれば
どうしてもお礼がしたくなるので
必ず社会に貢献できるよう行動してしまうでしょう。
逆に、社会に貢献しようと行動していないのは
「感謝」していないからです。
しかし、往々にして
「感謝する気がない自分」と「社会に貢献したくない自分」
を
「感謝できる自分でありたい」
「社会に貢献できる自分でありたい」
という気持ちが打ち消しています。ｗ
行動しないという事は、そんな思いがないので
そんなイメージもしていない
イメージ出来ない事は現実化しないのですが
感謝している自分の姿をイメージする事は容易いんです。
社会に貢献して、周りから感謝される姿はイメージ出来ても
実際に社会に貢献している姿をイメージするのは難しい。
なので、行動に移せない・・
即ち、全く感謝などしていないんです。ｗ
「善良な自分でありたい」
という気持ちが、他人の思いを打ち消してしまい
苦悩のどん底に落ちてしまった人も結構いますね。
「私は、貴方の事を思ってしているんです！怒！」
（何が悪いんですか？）
なんて口にする人が結構いるんですが
「私の気持ちを無視している所です！」
と、ハッキリ言ってあげた方が良いと思うんですよね。ｗ
私は、この事実を咎めているわけではなく
毎日を穏やかに過ごしたいのであれば
この仕組みを知っておく必要があると、そう思っているのです。
過ちを繰り返すのが人間であり
過ちを繰り返さなければ成長できないのも人間でしょう。
なので過ちWellcomeのはずなのですが
過ちを避けて生きようとする。
そして、自分の本心を隠して
正当化できる現実を探す。
その結果、真実とかけ離れた所で
永遠に問題の解決策を探し
いつまで経って苦悩の呪縛から解放されない。
嫌な出来事、ムカつく出来事
辛く苦しい出来事は
全て、真実から目を背け、自分都合で
物事を解釈している事が原因なのです。
そして、そんな大自然の法則があるという事です。
事実を直視して受け入れる事ができなければ
なにひとつ改善できないのは
自然界の原則なのに、どうして人は
事実を無視するのだろう？ってよく思いましたね。ｗ
でも、我を省みると自分も同じで
結局は、我欲が邪魔をしているんです。
人の醜い心を拒絶し
善良な自分でありたい！と
バカバカしい事を思ってしまう。
そんな人、この世に存在する事さえ出来ないのに。ｗ
それに気づいた私は
自分の醜い心探しをし始めました。
出るわ出るわのオンパレードでしたね～ｗ
その結果、自分の視野がかなり広がりましたね。
人間の愚かさを、よく知る事となり
その愚かさが、また楽しい所でもある。
過ちを繰り返すから自分は成長できるのに
他人の過ちはゆるせない。ｗ
それも、人の醜い心の一つでしょう。
いくら自分を正当化しようが
自分の心には嘘をつけない事も知り
その本心を引きずり出すと
目前の出来事と辻褄が合っている。
それを知ると笑えてくるんです。ｗ
そんな楽しい部分を、社会の常識が全否定するので
自分で自分を否定する毎日となり楽しくない日々が
増えている人が多いような気がしています。
ならば、社会が人の過ちを否定しても
自分は、しっかり受け入れよう！と
そう思うようになったのです。
そして・・
社会的クズ人間が、結構好きになったりしました。
「このタイプのクズ人間はどう料理すればいいんだ？」とか
ちょっとワクワクしたりします。ｗ
まぁ～私自身が超クズ人間だったから
そう思うんでしょうけどね。ｗ
自分の粗探しは
自分一人で楽しめるので
おすすめです。
行き着く先は
「徳」を積み続けない限り
「理」を垣間見る事さえできない。
「理」を知らないが故に
人は、苦悩に苛まれるという所なんですが
これは、ちょっと言葉や文章で
伝えるのは、難しいですかね～
とりあえず、人間のダメダメな部分を
楽しんでしまった人だけが
有意義な人生を過ごす事ができると
そう思っています。
社会が示す「良い人」など
地球上どこを探しても存在していない事実に
早く気づけよ！
と、声を大にして言いたい所ですが
「それは、お前の世界での話だ！」と
言われそうですね。ｗｗｗ
