修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

無関心が人を苦しめ、国をも亡ぼす・・

私は、色々と苦境にいる人たちの
相談を受ける事が多く
その為に、贅沢ができなくなってしまいました。
まぁ~物理的にも借金まるけですしw

高級旅館やホテルに泊まったり
高級料理を食したりする機会があると
身近に苦しんでいる人がいるのに
こんな事してていいのか?と
罪悪感を感じるようになってしまいましたし
高級車の助手席に乗るだけで
ストレスを感じるようになってしまいましたしね~

感情移入?ちょっと違う?
昔は、贅沢三昧のオラオラ男だったんですがw
ここまで来ると、病気じゃね?
とか、思ってしまうのです。





なので、連日ウクライナの方々の
死体が転がっている映像を見ながら
毎日、心が締め付けられる思いがしているのですが
日本も、ウクライナに対して
もっともっと積極的に支援してもいいんじゃないか?とか・・
いくら輸入規制をしても、中国経由で
物資が流れれば、制裁にもならいのでは?とか・・
色々と考えてしまうのです。

LNGガスの輸入を止めると日本国民の生活に
支障が出てしまうので止められないのでしょうが
原発廃止を訴えたのは国民なので
やっぱ、その責任を負って
辛抱するのも国民でいいのでは?と思ってしまったり・・

人間、痛みを感じないと
深く物事を考える事ができませんしね。


皮肉なものですよね~
人の命を守るために原発稼働を猛反対し
ロシアからのガス輸入を増やし
火力発電を増加させ
その利益を使って
ウクライナで大量に人が殺されている。






まぁ~多くの人が私の考え方に
「おおげさだ!」なんて思うのでしょうが
これも、経験による価値観の違いでしょう。

多分、被災地へボランティアの参加を何度もした人は
私と同じ感覚じゃないかなぁ~
なんて思っています。

ウクライナの崩壊した街並みの写真を見ると
被災地のボランティアに
参加した時を思い出すわけで
その状態の中、民間人の死体が転がっている・・
街を復興するには、人手が必要なので
戦争が終わった後、どうするんだろう?とか?
そんな事ばかり考えてしまうので・・・・












で、前置きが長くなってしまいましたが
ウvsロ戦争で、私たちは、どう価値観を変えるべきか?
何を学ぶべき出来事なのか?
という、質問を頂きました。

どんな現実も、自分の受け止め次第なので
今回の戦争も、自分の現実に当てはめて
考えた方がいいと思っています。
出来事に対しての気づきは
自己の心の成長に伴って異なるので
正解も人それぞれなのでしょう。
今回の戦争は経過とともに
世界が大きく動いているようなので
その都度、自問するものいいですしね。


とは言え、せっかくなので
私の受け止め方を記してみます。






私は、どんな人も利己的な思考で
物事を判断するのが人の性だと思っており
利己的な思考が大きければ
大自然的から、その反動を受ける事になると
そう思っております。
そして、その痛みという苦悩と共に成長するのが
私たち人間であり、その成長こそが人生だと
そう思っております。



今回のウvsロ戦争は
世界各国が巻き込まれ
経済的な痛みを受ける事になりましたが
世界中の人が、考えさせられる
出来事が起きていると感じています。



まさに「令和」の時代なんでしょう。
文字通り「和」を強要されているように感じています。
コロナウイルスの蔓延にしても
今回の戦争にしても
利他的な心を成長させるための出来事なのかな?と
そんな気がしているわけです。

社会が豊かになった事で
感謝する機会も減り
人々の利己的な思考が強くなった。
そして、人々の心の成長が停滞した。

その結果、天災も増え
世界中でのコロナ蔓延や隣国での戦争・・・
なんとなく理に適っていると
そんな気がしています。



人間という生き物は
利己的な思考が強ければ強いほど
目先の出来事のみで
物事を判断するようになります。

深く、物事を考えなくなるのです。
その為に、知らず知らずのうちに
様々な苦悩を背負う事になる。

私は、長年相談ボランティアをしているので
よく解るのですが
苦悩の中にいる方のほとんどが
物事を深く考えようとしない・・
または、出来ない。

言動に伴う結果を想像せず
自らの欲望を満たす事だけを考えて
その考え方のみが正しいと判断し行動する。
正しい事をしているので
それらの言動が、周りにどんな影響を与えるか?など
考える必要がないと思ってしまうのです。
その結果、自分の周りからの反動という
苦悩を生み出してしまう。

自己の我欲を満たすことを優先する思考なので
望まぬ結果に襲われた時
なぜ?こんな事が起きてしまうのか?を
想像する事をせず「悪」認定する。


自己の言動は、常に自分以外に
影響を与えているので
何事も〇〇をしたら▲▲となるように
自己の言動により
何らかの事象が引き起こされているのですが
利己的な我欲が優先されるため
▲▲を想像することが出来ないし
しようともしない。

人間の我欲の恐ろしい一面ですよね。


誰しも自分に都合の悪い事は
見ないふりをしてしまう生き物です。
ウクライナで多くの民間人が虐殺されていても
他国の出来事だと割り切ってしまう。
そう思った方が楽ですし
そう思わないと、自分の今の生活に支障が出ますしね。
私たち日本人は、他国があるおかげで
生活が成り立っている事実から
目を背けてしまうのです。
なので、他国に対して
なかなか利他的な思いは生まれない。

なぜならば、自分に都合の悪い事は
無関心でいる方が自己を正当化できるからです。
「知らなければ仕方ない」という
暗黙の社会ルールがありますしね。



しかし、実際は
無関心が自分自身を苦しめているのです。
どんな苦悩も自己の言動の結果でしかありませんしね。


例えば、「朝起きてシャワーを浴びる」
と言う行動には、「汚水」を排出するという結果や
濡れた身体をタオルでふき取るとう結果もあります。
もっと言えば、シャワーが出るまでの過程や
汚水を処理する過程もあります。
でも、ほとんどの場合
「シャワーを浴びる事」のみにしか
注目しないでしょう。
これは、知らなくても
「シャワーを浴びたい」という欲望は
満たされるからです。
でも、知っていれば
簡単にシャワーを浴びれる環境に感謝できる。
感謝できれば「働く」意味が違ってくるはずで
様々な「縁」も変わってくる。
感謝した分「苦悩」との距離が空きますしね。


他人との会話も
同じように、自分の発言により
相手は、何かを感じ取り
自分に向かって発言しています。
当然、自分自身が選ぶ言葉によって
相手の感情も移り変わります。

しかし、我欲が強い人は
自分の目的を達成する為だけに
言葉を使ってしまうので
相手が不快になる事もあり
また、よく人間関係が拗れる人は
自分の為にしか、言葉を使わない。


要するに、己の我欲を満たすために
言葉にしろ何にしろ
障害となる出来事を無視してしまうのです。
もしくは、悪認定して排除しようとする。
そして、自分に都合の良い事のみに注目する。
その為、辛く苦しい環境に置かれるのですが
何が、どうしてそうなってしまったのか?もわからない。

あくまでも、自分に都合の良い事しか
見ていないので、何が何だか分からなくなるのです。

戦争を仕掛けているプ氏の報道を見ていると
いやはや、強い我欲とは
とても、恐ろしいものだと思うのですが
誰しも我欲を満たす事のみで過ごしていると
何度も、この仕組みに引っかかるのです。

そして、知能が低下して行き
同時に社会で、苦境が蔓延するわけです。

今、まさに社会は
そんな感じになって来ていますよね。



世界を見渡すと
まだまだ独裁国家の方が多いのですが
明らかに独裁国家より民主国家が発展しているのも
こんな仕組みがあるからだと思っています。

民主国家は、多くの国民に対して
常に耳を傾けていないといけないので
独裁国家より国自体の視野が広くなるわけです。








今回、ロシアは、どうして軍事侵略を始めたんだろう?と
そんな事を考えると
とにかくウクライナ民主化を恐れたのかな?
と、勝手にそう思ってみたりしています。

まだまだ、世界は独裁国家の方が多いですが
明らかに民主国家の方が発展しているので
ウクライナが発展するのは
ロシアにとって、脅威でしょうしね。

そう言う意味では
中国にとっての台湾も脅威なので
いつ中国が台湾に仕掛けてもおかしくないのでしょう。


ネットの普及によって
プロバガンダも限界にきているので
権力を傘にした国家運営は
もう時代遅れのように感じるのですが
ロシアや中国は、どう思っているのか?気になります。

独裁国家は、都合の悪い所に蓋をするのが常でしょうし
そこを直視しない限り視野が狭くなるのが
大自然の法則ですしね。

ベリングキャットなる情報機関が話題になっていますが
恐らく今後は、世界中で似たような情報戦が
行われるようになるではずです。
個人的には、独裁国家の終焉のように感じるので
この先、世界中が混乱してゆくでしょうね。


とは言え
民主主義国家も発展途上で
限界にきていると思うので
やはり、何か新しい制度が必要なんでしょう。
今までは、国民の生活を守る事が国の役割でしたが
この先は、世界中の人々の生活を守る事が
それぞれの国の役割になると感じています。

日本人の価値観は、外国からすれば
異常に感じるでしょうが
この先、日本人には、外国人の価値観を受け入れる器が
必要になるでしょうね。



岸田首相の「新しい民主主義」発言も
おお!と思ったりしたのですが
具体案が乏しかったので
マスコミに叩かれまくってましたね~







今回の戦争は、国民一人一人が
外国との関りを深く考えるいい機会だと思いますし
また、世界で民主化
進むきっかけになるような気がしています。

また、見ないふり聞かないふりをしている
自分に都合の悪い事を
掘り起こすいい機会なのかもしれません。

まぁ~私自身、現実から目を背けている
事柄が、多々ある事に気づかされましたね~w