修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

良き縁をつくる方法

長い人生、『運が悪い』・・と感じる事もあるかと思います。
自分自身の出来事を運んでくる、この『運』というやつは
自らが生み出すエネルギーの影響を強く受けており
これが、俗に言う『縁』と言われている仕組みだと私はそう思っています。

どんな人も、自分自身のエネルギーを言葉や行動、呼吸などで
撒き散らして生きているわけですが、医科学的に証明されていないこのエネルギーを誰しもが無視して過ごしています。

従って、悪い出来事が続けば、何か目に見えない力が働いているのでは?と思ってしまうものです。悪霊、怨霊だの祟りだの先祖の因縁だの方位だの・・・自分以外に原因を探してしまう事もあるでしょう。

しかし、悪霊と呼ばれる存在の影響を受けてしまうのは本人に、そうなってしまう『縁』があるわけでいくら除霊した所で、その『縁』がなくならない以上同じ事が繰り返されるわけです。


どんな出来事も、この『縁』の仕組みの中にあるのに目先の出来事だけに囚われてしまう為に、悩み苦しみ心を壊してしまう事もある。逆を言えば、この『縁』の仕組みを理解すれば、毎日を過ごしやすくなるわけです。


ここにちょっとした仕組みを記しておきますので何かの参考にして頂ければ幸いです。とは言え、五感で感じ取る事のできないこの『縁』の仕組みを理解しようとしても、体験が伴わなければ、なかなか納得できない事なので、実際に行動に移して頂けると、嬉しく思います。


まず、どんな人も自分自身の持つエネルギーを常時撒き散らして生活していると思ってください。
人が生活する上で、言葉と行動があればなんら問題ないと思ってしまいますが、実際には、心に抱く感情が最優先して、目前に出来事を創り出しているのが、この世の中だと私はそう感じています。

従って、常日頃から何をどう感じて、どんな感情を抱いて過ごしているか?が自らの人生を決定付けているわけです。

煩悩を植えつけられた私たちは、なかなか美しい心だけを抱きながら過ごす事はできませんが美しい心を抱けるように努力する事は、いくらでも出来るわけです。

良き縁を作りだすすためには、人間都合のルールに囚われず、他を思いやり慈しむ心が、どうしても必要不可欠で、自らを幸多き世界へ導いてくれるような方々は必ずそんな、大きな器を持ち合わせています。

そう言った方々とのご縁を頂くには、少しでも同じような心を持ち合わせる必要があるわけです。常日頃から、自分の思い通りにならない現実に苛立ち、ムカつき否定批判を繰り返していれば同じような生活態度の人ばかりの出会いが増えて行き、はじめは良くても、そのうちその人間関係は拗れてしまう。なぜならば、はじめから互いに自分の思い通りになる現実を求めているからです。

例えば、自分の身近な人が、『自社ビルを建てるぞ!』と、そんな思いで仕事に励んでいるとします。そう聞けば、普通は『頑張ってくれ~応援してるから・・』と、軽い気持ちで聞き流すでしょう。
しかし~
『困っている農家の方々を助けるボランティアを始めたんだ!』
認知症の家族を持つ人を助ける会ボランティアを始めたんだ!』
『寂れた商店街を活性化させるボランティアを始めたんだ!』
などなど、他に尽くす強い思いを語られると
ついつい『私に何か出来る事はありませんか?何か手伝いましょうか?』と言葉が出そうになるはずです。


私たちは、生まれながらに煩悩を植えつけられていますが生まれながらに、慈愛の心が生み出すエネルギーに引き寄せられてしまうものなのです。


普段の生活の中で、身近な人に尽くしている人は、人望が厚くその恩恵を受け良き縁に恵まれるものです。ビジネスにおいても同じで、社会貢献への強い思いが、良き縁を生み出し業績を伸ばしてゆくものです。


私たちは、日々の心の持ち方で、どんどん素晴らしい縁が生み出せる世界で生活しているのだと、私はそう感じています。是非!試してみてください~