修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

人生の仕組み

人生とは、なかなか面白い仕組みの中にあるように感じています。

以前も、お話しましたが
私は、ある種人生はゲームのようなものだと思っています。







人は、誰しも己の欲望を満たす為に生きて行きます。
私たちは、人それぞれの幸せを求めるように
創られて、この世界に生まれ堕ちます。


幸せとは何なのかを知らないまま
愛とは何か知らないまま
慈悲とは何か知らないまま
ただ、我欲を満たす為に生き続け
一つひとつの苦難を乗り越えて行く中で
一歩ずつ、愛や慈悲を学びながら
幸せに近づいてゆく。


人は、常に何かを求めてしまうのです。
そう創られて生まれ
そうしなければ、生きられない世界に
存在しているからです。






また、人は自分一人では生きられないように
創られています。
他人との関わりの中で
自分と他人のエネルギー交換をしなければ
精神が壊れて行いきます。



男性は女性、女性は男性と
エネルギー交換する事により
生命エネルギーが作られます。

男性は女性、女性は男性なしでは生きらないのです。
いくら精神と肉体が、男女逆になろうと
肉体が求めるエネルギーは常に異性のものです。


男性は女性、女性は男性のエネルギーなしては
生きて行く事ができないのです。
生命エネルギー無くしては生きられないからです。

そして、多くの異性を求め
様々な因子を持つ子孫を残そうとする
本能が植え付けられています。

同時に、異性に対して独占欲を抱き
嫉妬するように創られている。
その為、浮気、不倫という言葉の下に
争いが生まれ、真の愛情を学ばされます。








私たち人間は、定期的に快楽を満たさなければ
精神が壊れて行きます。
快楽無くしては、生きられないのです。

そして、快楽を求め続ける事で、苦難に直面し
その苦難を乗り越える事で
自らを成長させて行きます。

苦難のない人生など存在しません。
一つ一つの苦難を乗り越える事が人生だからです。







人は、一人では生きられないので
必ず集団で生活します。
そして
人の欲望は、人それぞれ異なっているので
自分自身の欲望を満たす為に
必ず、人と人とは争う事になります。

初めから、そうなるように創られて
生まれてきているのです。


人は、他人と争う事により
自分と他人の違いを知る事が出来ます。

自分と他人の違いを認め受け入れる事を拒絶し続けると
自分自身の心身が壊れて行きます。

辛く苦しい人生が始まる事になります。
人は、自分一人では生きて行けないからです。







誰しも現実を自分の思い通りにしたいと
思うように創られています。
また、現実が自分の思い通りにならないと
ストレスを感じるように創られています。

人が、怒り、憎しみ、悲しみの
感情を抱くのは正常な姿です。
その感情をなくす事は出来ず
また、抑え込み続けると精神が壊れてしまいます。


負の感情を抱く事は、とても不快に感じます。
そう感じるように創られているからです。

人は、不快に感じる事から
他人を知り、また、その事で自分を知ることが出来ます。

自分を知る事で、初めて自分の存在を確認できます。
自分の存在を確認する事で、自分自身の成長が始まります。

自分を知らない間は、だた我欲を満たす為だけに生きて行きます。


負の感情は、人の成長に必要不可欠な感情です。

人が生み出す負の感情のエネルギーは
大地を通して生物の活力のエネルギーに変換されます。
全ての生物にとって必要不可欠なエネルギーです。







私たち人間は
常に他人と関りを持たなければ、生きる事が出来ません。
どれだけ一人でいるのが好きでも
他人のエネルギーがなければ
生きる事が出来ないのです。


他人との関りの中で
色々な苦難が生まれ
悩み、苦しみ、怒り、悲しみ
それらの苦難を一つ一つ乗り越える事でしか
幸せを手にする事はできないでしょう。





人は誰しも共感を求めるように創られています。
他人との関わりがなければ生きられない為
無意識に他人を求め、共感により喜びを得ます。

また、共感を得られない相手に
不快感を抱き、自分と他人の違いを学びます。

そして、他人から認められないと
拒絶されていると思い込み
どんな人も精神が壊れて行きます。







自然界には、まだまだ、様々なルールがあり
そのルールの中であれば、私たちは自由に過ごす事が出来ます。

ただ、そのルールを誰も教えてはくれないので
日々の生活の中で攻略していかないといけないわけです。

苦難に直面する度に、一つ一つの課題を乗り越えて行く必要があります。
苦難に直面する度に、それなりのダメージを受け
学習し、自らを鍛え上げるのです。

そんな人生というものは
なかなか、楽しいものだと私はそう思います。

生きる、という事はやはり素晴らしい事ですね。