修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

社会の常識は、自然界にとっては非常識だったりする。

この社会は、間違っている!
この社会は、断じておかしい!
なんだ!この世界は!?
どうして、こんな社会なんだ!
・・・
・・
などなど、そんな事を感じてしまう人も
結構いるんじゃないでしょうか?
私もそんな一人でした。w

この豊かな社会で普通に生きていれば
だれでも一度はそう思う事もあるはずであり
そして、それは人として正常な思考だと
私は、そう思っています。



なぜならば、人間社会のルールを
いくら正しく守った所で幸せになれる事などないからです。


自然界のルールは、人間社会のルールとは全く別モノです。
人間社会の常識は、自然界にとっては非常識だと言う事を
私たちは知るべきなのかも?しれない・・

要するに、人間社会は、人間に都合よくつくられている為
自然界は、そんなもの完全に無視して
私たちに働きかけていると言う事です。



例えば・・・

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【人間社会】
苦悩のない社会が良い社会。
辛く苦しい出来事などない方が良いので
それを無くす事が、良い事としています。

【自然界】
苦悩から多くを学ぶ事が良い事であり
苦悩の意味を知り、そこから学ぶ事が出来るまで
何度も、繰り返し同じような苦悩を与えられる。

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【人間社会】
幸せとは自らの欲望を満たす事。

【自然界】
幸せとは、人生の中で学ぶべき課題である。
欲望を満たす事は、快楽を得るだけの行為となり
快楽を求め続ければ、誰しも苦悩に直面する。

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【人間社会】
自分のモノ、他人のモノ、自国のモノ、他国のモノと
区別するルールがあり、他のモノを奪う行為は、罪とする。

【自然界】
そもそも、全ての存在は、自然界のモノであり
人類のモノなど何処にも存在しない。
全ては、大自然より与えられたものに過ぎない。
自分のモノなどあるわけもなく、
全ては平等でなくてはならず、貧富の差などありえない。
従って富を得た者は、周りに施さなければ
辛く苦しい人生となる。

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【人間社会】
人は、社会のルールを守りながら
努力次第で正しく得る事ができる。

【自然界】
いくら社会のルールを守った所で、与え尽くす事をしなければ
手に入れたモノは搾取に過ぎず、いずれ失う事になる。

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【人間社会】
自分を傷つける人は悪であり、排除しなければならない。

【自然界】
どんな人も、常に多くの命を搾取しなければ、生きて行けない為
無意識に多くを傷つけている。その為、
周りに、尽くし、施しを与える事でバランスを保つ事ができる。
その行為が足らなければ
自分が傷つけた分、必ず自分以外から傷つけられる。

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【人間社会】
病は、治療しなくす事が良い事。

【自然界】
病から多くを学ぶ事が良い事。
病は、人の感情が生み出した穢れが原因で生み出される為
いくら物理的な治療をした所で
自分が生み出した穢れを無くさなければ新な病に蝕まれる。

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【人間社会】
悪とは、排除すべき対象である。

【自然界】
悪とは、ゆるすべき対象であり
ゆるす心を育む為に必要不可欠なものである。
悪とは、ゆるす事を学ぶまで
目前に現れ続けるモノである。
悪とは、自分自身が生み出す物であり
生み出し続ければ、自滅する。

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【人間社会】
優れた技術を身に付ける事が良い事。

【自然界】
どれだけ優れた技術を身に付けたとしても
人として心の成長が伴わなければ
その技術は、使い物にならない。

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【人間社会】
嘆き、苦しみ、悲しむ事を、少しでもなくす事が良い事。

【自然界】
嘆き、苦しみ、悲しむ事を無くす行為は
人として生きる事を止めたと同義である。

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【人間社会】
生きる上で、理不尽な出来事は起きるものである。

【自然界】
この世界に理不尽な出来事など存在しておらず
自分を知る事ができないから理不尽だと感じてしまう。

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【人間社会】
嫌な事をする相手を変えなければならない。

【自然界】
嫌な事をする相手は、自己への学びであり
自分が変わらなければ、その相手は変わらない。

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ん~・・・
まだだま、沢山あるのですが
とりあえず、この辺にしておきます。

そのうちまとめてHPにでもUPします。




時に、常識=非常識という視点で
物事を考えてみるのもいいんじゃないでしょうか?ね?^^)