修行バカの懺悔道

自分の過去の生き様に反省し、死ぬまで懺悔して生きようと心に決めたら、そこに幸せがあった。 なんだか懺悔しきれないのである。

安全保障関連法案に賛成・・反対・・

安保法案について、どう思っているのか?と聞かれる事が多いので
ここに記しておきます。

色々な考え方があると思うのですが
安易に賛成・反対と白黒つけられないのが正直な気持ちです。

内容は、あくまでも私の持論なので、ご容赦ください。



まず、私は、純粋な民主主義国家は必ず滅びる自然の法則があると思っています。
なぜならば、視野の狭い国民は快楽が満たされる事を『善』としてしまうからです。そもそも、苦悩を乗り越えながら成長するのが人の生きる道ですが苦悩を避けてしまうのが人の性であり、あえて苦しい方向に進む選択などしないものです。無意識に快楽が満たされる物事を選択してしまうのなのです。

煩悩を満たす行為は、必ず苦悩に直面するのが自然の法則なので、民意に沿った政治は必ず苦悩に直面する事になります。従って、国にとって重要な案件は、民意を無視すべきだと私は、そう思っています。『民主主義』を全面に掲げる政治家は、政治と言うものがよく解っていないとさえ思ってしまいます。


それから、『平和』とはなんでしょうか?
一般的には戦争のない世界という事でしょうが、戦争を無くすためには具体的にどうすれば良いのでしょう?個人的には、世界中の国が、アメリカに吸収されれば、戦争はなくなると思っています。世界を一つの国にしてしまえば、国と国との争いはなくなり、貧富の差もなくなるはずです。通貨も統一され、為替によって市場が混乱する事もなくなるでしょう。その代わり、現代のような経済的に豊かな日本は無くなるでしょうが、戦争を無くすという事は、それぐらいの覚悟が必要な事だと私はそう感じています。


世界平和を言葉にしたり、祈る事は簡単ですが、世界平和に向かって行動する事はなかなかできる事ではないでしょう。日本は戦後70年世界平和に向けて貢献した国家だと報道されていますが、果たして本当にそうなのか?国民一人ひとりが、戦後の反省を心に刻み、世界平和に向けて貢献してきたのか?具体的に何をどう貢献してきたのか?と、考えた時、アメリカが作った平和憲法に従い、ただ流されて生活してきただけのような気がしています。武力行使ができる米軍基地は、全国に存在しており、日本の領土に存在しているにも関わらず、それを見てみない振りをして、本当に、日本は戦争をしない世界平和に貢献している国なのだろうか?


安保法案に関して私個人としては、仕方のない選択なのだろうとそう思っています。米軍による他国への抑止力はなくなり、国際社会へ貢献する必要もあり、そうするしかないのでしょう。私たちの知らない所で、多くの問題が山積みになり、公にできない問題が、沢山あるはずです。多くを先送りにできない状況になっているのだと私は、そう思っています。



今回の安保法案・・私としては、ただ戦争に行きたくないからという目先の事だけで反対する気持ちにはなれませんが、日本はアメリカの属国になり、武力行使はアメリカ任せにして、世界に向けて、一つの国になろう!と働きかけるのであれば、反対です。まぁ~そんな事、許されるわけないでしょうけど・・私はアメリカという世界にビジョンを掲げている国が少しうらやましいのです。

実際に戦争を無くし、世界を平和にする為にできる事を考えると、貧困で苦しむ国をなくし、世界に貢献する必要があるでしょう。我々の生活が厳しくなってでも、他国に貢献するくらいの思いがあってもいいはずです。世界に貢献するビジョンを日本国として掲げそこに向かう為の安保法反対であれば、納得できますが、ただ自国の事だけを最優先しての反対には、賛同できないのが正直な気持ちです。

強い思いで、世界に貢献しようとする総理大臣が現れませんかね~そうするだけで、我が国はもっともっと発展できるような気がするんです・・・よく民間企業と行政は比べられますが、やはり国と企業では、運営は違うんでしょうね。



すみません・・いろいろごたくを並べてしまいました。